ORAL SURGERY 口腔外科

親知らずの抜歯

親知らずとは、「第3大臼歯」と呼ばれ、最後に生えてくる永久歯です。基本的には18歳以降に生えてきますが、20代半ばから生えてくることもあります。人によって生えてくる時期はばらばらです。また、まったく生えてこないケースもあるため、一人ひとりのお口の状況に合わせて治療方針は大きく異なります。いずれにしても、ご自身で状況を判断せず、親知らずに関して気になることがあれば、まずは歯科医師に相談するようにしましょう。

親知らずを抜く場合・抜かない場合の違い

• 抜かない

  まっすぐ生えた親知らず

  

  生え方に問題がなければ、基本的に抜歯の必要はありません。

• 抜く

  横向きに生えた親知らず

  

  周囲の歯並びに影響したり、磨き残しで隣の歯がムシ歯になってしまうことがあります。

• 抜く

  歯茎や骨の中に埋まっている
  親知らず

  

  歯茎の中に完全に埋まっている状態のタイプです。目で確認することはできません。

お口の中の怪我の治療

衝突したり転んだりして、顔面付近に強い力が加わると、歯が折れたり唇を切ったりすることがあります。このような外傷全般に関しても口腔外科は対応できます。特に歯科医院で対応することが多いのは歯の破折です。状況によって異なりますが、適切な応急処置を施し、迅速に歯科医院で治療すれば歯を再植できることもあります。

口内炎の治療

当クリニックでは歯科用レーザーによる口内炎の治療を承っています。ほとんどの口内炎は1～2週間以上続けば自然と症状が改善します。そのため、歯科医院で治療をするといった選択肢を取る方は少ないかもしれません。
しかし、「口内炎は不快なのですぐに治してほしい」「何度も同じ箇所に口内炎ができる」「1か月近く口内炎が治らない」「いつもの口内炎と色や形が違う気がする」などの違和感・ご要望があれば一度歯科医院の受診をおすすめします。歯科用レーザーで口内炎の治療を行う際は少し表面がピリピリするだけなので、痛みや不快感はほとんどありません。